REVIEW

白井レポート

白井良明さんに、TYPE-Aモディファイを試奏して頂きました。
白井さんは、ムーンライダースのギタリストとして有名な方ですが、
作曲家、プロデューサーとしても多くの方々と作品を作られています。
また、映画「20世紀少年」の音楽なども手がけられています。


白井さんの感想

皆さんこんにちは、ムーンライダーズの白井良明です。
このたびMI-TS808-AMI-TS9-Aを09年4月度東名阪ツアー(渋谷アックス、大阪クアトロ、名古屋ボトムライン)で試させてもらいました。

使用楽器は今回は、Gibson Les Paul Standard Historic、Gibson Les Paul Goldtop P90 Reissue
使用Ampは今回は Matcless HC-30 - 30W ES-412D (4×12")
という割と若向け系アンプでありました。 ケーブルは全部ベル デンを使用。

ぼくは決してオールディなサウンドを目指している訳ではありません。 かと言ってギンギンにメタリックなギターを弾きたいのでもありません。 どんな場合でもそのギター本来の音をスト レスなく自然に出しながらパワーアップさせたいのです。 イフ ェクタをOnした時にはOffの時と変わらないHigh&Lowの体感 が欲しいです。 皆さんそうですね(笑)

まずアンプをほんの少しクランチさせてクリーン用に備えつつ 、強めのクランチ用にTubesSreamer(MI-TS808-AMI-TS9 -A)を使用。 つまみも音量、音質、ドライヴと三つしかなくて 簡単。 好きにつまみをいじっていい感じの強めクランチにした 後、On時とOff時のバランス調整をする。

まずぼくにピタっとはまったのはMI-TS9-Aの方。  なんと言うか少し上の方のMidが鋭角的に持ち上がって来てる。  そんな感じ。 そして弾いているうちに判ったのだが、5,6弦の フレーズがスイスイとあまり意識して弾かなくても抜けてくる のだ。 よって弾く方にもストレスが生じない!  またGt.Soloの時にLandgraff MO-D Distortionというイフェクタ で抜群のリードソロ音にする時にも変に邪魔してブーミーにな ったり音が飽和状態になったりしないのも良かった。

対するMI-TS808-A、こちらも抜群な「抜け」&「ニュアンス キープ」を実感したが、持ち上がるMIdの領域がTS9に比べレ ンジが広いように思えた。 よってコードをジャリ〜ンを弾いた 時など、僕のPlay環境では若干音が太くなりすぎた感があった 。 もちろんEQで調整すればいいのだがライヴに於いてはその都 度EQするのは時間的にチョイ厳しいのだ。 フェンダー系のギタ ーにはかなりいいのではないか?と思われる。

どちらにせよ、このTYPE-Aモディファイってのは痒いところ に手が届く気のきく奴。 いい感じで歪むが一弦一弦の音がはっ きり聞こえさせてくれる頼もしい奴。 って感じである。  勿論僕の環境ではの話で、これが全てのミュージシャンに通じる とは言えないとは思いますが・・・。
と言う感じでミュージシャンだったら一つは持っておいた方がよ い!と断言できますな。

次回はMB-DS1-AMB-SD1-Aを試してみたいと思います。
ではまた・・・                     


白井良明さんのプロフィール

(公式ブログより)

ミュージシャン、ギタープレイヤー、音楽プロデューサー。
1954年2月27日生まれ、立教大学卒業。
趣味は葡萄、夜の街の徘徊。
特技は企画、舌の曲芸。
ムーンライダーズのギタリスト。
映画「20世紀少年」「オペレッタ狸御殿」「リンダリンダリンダ」等の音楽を担当。
イナズマ戦隊、沢田研二のサウンドプロデューサーも担当。
2006年4月から「魔弾戦記リュウケンドー」に俳優として準レギュラー出演。
公式サイト「トンピクレンフューチャリズモ」

■公式WEBサイト → トンピクレンフューチャリズモ
■公式ブログ → メルシボク〜嬉しボク〜歩く僕〜


2009/06/02